| 取引日 | 入出金 | 金額(円) | 摘要 | ページ | 確信度 |
|---|
| 取引日 | 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 摘要 | マッピング |
|---|
円簿 通帳スキャン 仕訳コンバーターは、銀行通帳の写真・PDFをClaude AI(Vision API)に読み取らせ、取引データを自動抽出して円簿会計・弥生会計・勘定奉行にインポートできる仕訳CSVに変換するツールです。
画像・PDFデータはAnthropicのAPIサーバーに送信されますが、変換処理以外の目的には使用されません。その他の処理はすべてブラウザ内で完結します。
※ 先に「変換設定」と「マッピングテーブル」を設定してからAI読み取りを実行することを推奨します。 設定は読み取り前でも後でも変更できますが、設定を変えた場合は「仕訳データに変換する」を再実行してください。
このツールは Anthropic Claude API または Google Gemini API を使用します。 画面右上の「⚙️ 設定」ボタンからAPIプロバイダーの選択とAPIキーの入力を行ってください。
| 操作・機能 | 説明 |
|---|---|
| ⚙️ 設定ボタン | 画面右上のヘッダーにある設定ボタンからAPIキーの入力・プロバイダー切替ができます |
| Claude API | 「sk-ant-」で始まるキー。console.anthropic.com で取得 |
| Gemini API | 「AIza」で始まるキー。Google AI Studio で取得 |
| 接続確認ボタン | APIキーの動作テストを実行します。「✓ 接続成功」が表示されれば使用可能です |
| 自動保存 | 一度入力すると次回からlocalStorageから自動復元されます。再入力不要です |
| セキュリティ | APIキーはAI APIへの直接通信のみに使用されます。第三者サーバーへの送信は一切ありません |
| 形式 | 対応 | 備考 |
|---|---|---|
| JPEG / JPG | ✅ 対応 | スマートフォン撮影の標準形式。最も一般的 |
| PNG | ✅ 対応 | スクリーンショット・スキャナー出力に多い |
| WEBP / GIF | ✅ 対応 | GIFは静止画のみ |
| PDF(1ページ) | ✅ 対応 | スキャナーやネットバンキングのPDF出力 |
| PDF(複数ページ) | ✅ 対応 | 全ページを順番に読み取り。月次取引一覧に対応 |
■ 精度が上がる撮影・スキャンのコツ
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 照明 | 明るい場所で撮影。影・照明反射があると誤読の原因になります |
| 角度 | 通帳を平らに置き、真上から垂直に撮影してください。斜め撮影は文字が歪みます |
| 収め方 | 通帳全体が枠内に収まるように。余白を少し入れると認識しやすくなります |
| 複数ファイル | 1回のアップロードで複数ファイルを選択できます。月をまたいだ通帳も一括処理可能です |
このツールの核心は2段階のマッピング(科目割り当て)です。 AIが読み取った生の取引データ(日付・金額・摘要)に対して、以下の2段階で仕訳を組み立てます。 この2つの設定を正しく理解することがツール活用の鍵です。
すべての仕訳に共通する固定項目を設定します。 処理するすべての取引の仕訳で、ここで設定した銀行口座科目が 入金時の借方・出金時の貸方に使われます。 また、マッピングテーブルにどのキーワードにも一致しなかった取引(未分類)への デフォルト科目もここで設定します。
| 設定項目 | 役割 | デフォルト |
|---|---|---|
| 銀行口座 勘定科目 | この通帳の口座科目(仕訳の一方に必ず入る) | 普通預金 |
| 銀行口座 補助科目 | 口座の補助科目(銀行名・支店名等) | 空欄 |
| 未分類・入金 相手科目 | マッピング未ヒット入金のデフォルト貸方科目 | 売上高 |
| 未分類・出金 借方科目 | マッピング未ヒット出金のデフォルト借方科目 | 雑費 |
AIが読み取った摘要テキストと、テーブルに登録したキーワードを照合して どの勘定科目を使うかを決定します。 テーブルの上から順に照合し、最初にキーワードが一致した行のルールを適用します。 どの行にも一致しない場合は、第1段階で設定したデフォルト科目が使われます。
■ 銀行口座科目の設定(第1段階マッピング・固定部分)
処理する通帳の口座情報を設定します。ここで設定した科目がすべての仕訳の一方(入金の借方・出金の貸方)に入ります。 この設定は1口座の通帳を処理するごとに確認してください(複数口座の通帳を処理する際は都度変更が必要です)。
| 項目 | 説明と入力例 |
|---|---|
| 勘定科目 | この通帳の口座科目。円簿会計に登録されている科目名と一致させてください 例:普通預金、当座預金、定期預金 |
| 補助科目 | 口座の補助科目。不要なら空欄でも動作します 例:楽天銀行、三菱UFJ銀行 新宿支店、GMOあおぞら |
■ デフォルト科目(第1段階マッピング・未分類フォールバック)
マッピングテーブルにヒットしなかった取引(未分類)に自動的に適用されるデフォルト科目です。 変換後の結果テーブルで「未分類」の行を確認し、個別修正または後からマッピングテーブルに追加して対応します。
| 項目 | 説明と推奨設定 |
|---|---|
| 未分類・入金 相手科目 | マッピングにヒットしなかった入金取引の貸方科目。 様々な入金が混在する場合は「売上高」または「雑収入」を設定。 デフォルト: 売上高 |
| 未分類・出金 借方科目 | マッピングにヒットしなかった出金取引の借方科目。分類できなかった支出の受け皿。 デフォルト: 雑費 |
■ 出力フォーマット
| フォーマット | 列構成 | 対象ソフト |
|---|---|---|
| 📄 弥生形式(推奨) | A〜Y列 25項目(識別フラグ2111固定) | 円簿会計・弥生会計のインポート |
| 📋 勘定奉行形式 | 12項目(伝票日付・科目・税区分・金額・摘要) | OBC勘定奉行シリーズ |
■ シンプルモードの列構成
| 列名 | 説明 | 入力例 |
|---|---|---|
| ☰ ハンドル | ドラッグして行を入れ替えます。上の行が優先されます | — |
| キーワード | 摘要との部分一致で照合(大文字小文字・全角半角は区別しない)。空欄=すべてにマッチ(最下行のデフォルトに使う) | 電気、振込手数料、家賃 |
| 方向 | 「入出金両方」「入金のみ」「出金のみ」から選択。同じキーワードで入金と出金の科目を分ける場合に使います | 給与振込→入金のみ |
| 借方科目 | ヒット時に使う借方(費用・資産)科目名 | 水道光熱費、給与手当 |
| 借方補助 | 借方補助科目(不要なら空欄) | 東京電力 |
| 貸方科目 | 空欄の場合は変換設定の銀行口座科目が使われます(通常は空欄推奨) | 普通預金(通常空欄) |
| 貸方補助 | 貸方補助科目(通常は空欄) | — |
| 税区分 | 消費税区分(空欄・課売上・課仕入・課仕入10%・課仕入8%軽・不課税・非課税) | 課仕入10% |
■ 高度モードの追加条件(「高度モード」タブで切替)
「高度モード」に切り替えると各行に「詳細▾」ボタンが表示されます。クリックで詳細パネルが開きます。 シンプルモードの条件とのAND条件で動作します。
| 追加条件 | 説明と活用例 |
|---|---|
| OR追加キーワード(/区切り) | スラッシュで区切って複数キーワードをOR条件で指定。 例: 東京電力/関西電力/中部電力 → いずれかが摘要に含まれれば水道光熱費へ |
| 日付 From/To(日) | 取引日の日付(月の何日か)で絞り込み。毎月固定日の取引を特定するのに有効。 例:From=23/To=28 → 毎月23〜28日の「振込」のみ給与手当へ |
| 金額 From/To(円) | 金額範囲で絞り込み。同じキーワードでも金額で科目を変えたい場合に使用。 例:From=1000000 → 100万円以上の入金は売掛金へ、以下は雑収入へ |
💡 高度モード活用例
| 場面 | 設定方法 |
|---|---|
| 電力会社をひとつのルールにまとめる | キーワード「東電」+OR追加「関電/中電/九電/北電/東北電」→ 水道光熱費 |
| 毎月25日の給与振込のみ給与手当にしたい | キーワード「振込」+方向「入金のみ」+日付From=23/To=27+金額From=200000 → 給与手当 |
| 100万円以上の入金は売掛金、以下は雑収入にしたい | 1行目:キーワード「振込」+入金のみ+金額From=1000000 → 売掛金 2行目:キーワード「振込」+入金のみ(金額なし)→ 雑収入 |
■ マッチング判定の優先順位とルール
① テーブルを上から順にチェックします
② 「方向」が一致するか確認します(入金/出金の種別)
③ キーワードが摘要に部分一致するか確認します(高度モード:OR追加キーワードも含む)
④ 高度モードの場合、日付範囲・金額範囲もすべてAND条件で確認します
⑤ すべての条件に一致した最初の行のルールを適用します
⑥ どの行にもマッチしない場合は「未分類」となり、変換設定のデフォルト科目が適用されます
■ テーブルの操作方法
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| 行の並べ替え | 左端「☰」をドラッグ。細かいルールを上に、デフォルト(空欄行)を最下行に配置します |
| 行を追加 | 「+ 行を追加」ボタンで末尾に空の行を追加 |
| 行を削除 | 行右端の「✕」ボタン |
| 💾 JSON保存 | 設定をJSONファイルで書き出し。CSVコンバーターと同じJSONファイルを共有利用できます |
| 📂 JSON読込 | 保存したJSONファイルを読み込んで設定を復元。CSVコンバーターで作成したファイルも使用可能 |
| デフォルトに戻す | デフォルト16行のテーブルにリセット(カスタマイズ内容は消えます) |
■ よくある設定例
| キーワード | 方向 | 借方科目 | 税区分 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 振込手数料 | 出金のみ | 支払手数料 | 課仕入10% | 「手数料」より上の行に配置 |
| 電気 | 出金のみ | 水道光熱費 | 課仕入10% | 電力会社引き落とし |
| ガス | 出金のみ | 水道光熱費 | 課仕入10% | ガス代 |
| 水道 | 出金のみ | 水道光熱費 | 非課税 | 水道料金は非課税 |
| 家賃 | 出金のみ | 地代家賃 | 非課税 | 住宅・事務所家賃は非課税 |
| 給与 | 出金のみ | 給与手当 | 不課税 | 給与支払い |
| (空欄) | 入金のみ | (空欄) | 課売上 | 入金デフォルト→変換設定「売上高」が使われる |
| (空欄) | 出金のみ | (空欄) | 課仕入10% | 出金デフォルト→変換設定「雑費」が使われる |
■ 読み取りの実行
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 実行ボタン | ファイルアップロード+APIキー入力が完了すると「Claude Vision で読み取る」ボタンが有効になります |
| 進捗表示 | プログレスバーと「(1/3) ファイル名」のログでリアルタイムに進捗を確認できます |
| 日付の自動補完 | 通帳の日付省略行(「 〃 」等)は直近の日付が自動的に引き継がれます |
| PDF処理 | 複数ページのPDFは全ページを一括読み取りします。ページ番号は抽出テーブルに表示されます |
| 完了後 | 読み取り完了後、STEP 4の確認テーブルが自動スクロール表示されます |
■ 抽出データの確認と編集(STEP 4)
読み取り完了後に「抽出された取引データ」テーブルが表示されます。 変換前に必ず内容を確認してください。各セルは直接編集可能です。
| 列名 | 説明と編集方法 |
|---|---|
| 取引日 | YYYY/MM/DD形式。クリックして直接編集できます |
| 入出金 | プルダウンで「▲ 入金」「▼ 出金」を切り替えられます |
| 金額(円) | 数値を直接入力。税込金額で入力してください |
| 摘要 | AIが読み取ったテキスト。この摘要がマッピングテーブルのキーワード照合に使われます。正確かどうか確認してください |
| ページ | PDFの何ページ目から読み取ったか(参考情報) |
| 確信度 | ◎高:明確に読み取れた / ○中:普通 / △低:要確認(黄色背景で表示)。△低の行は特に内容を確認してください |
STEP 4での確認が終わったら「仕訳データに変換する」ボタンを押します。 変換設定とマッピングテーブルが適用されて仕訳CSVが生成されます。
| 列名 | 説明 |
|---|---|
| 取引日 | 通帳の取引日 |
| 借方科目 | マッピングまたはデフォルトで決定された科目(赤字表示) |
| 金額 | 取引金額(出金は赤・入金は緑の背景) |
| 貸方科目 | 変換設定の銀行口座科目(緑字表示) |
| 摘要 | 通帳から読み取った摘要(最大255文字) |
| マッチ | ✓:テーブルにヒット / 未分類:デフォルト科目が適用 |
■ ダウンロードボタン
| ボタン | 説明 |
|---|---|
| ↓ 弥生形式 CSVをDL | 円簿会計・弥生会計向けCSV(A〜Y列25項目)をダウンロード |
| ↓ 勘定奉行形式 CSVをDL | 勘定奉行向けCSV(12項目)をダウンロード |
| ↓ 両形式まとめてDL | 弥生形式と勘定奉行形式の両方を同時ダウンロード |
| ↓ 抽出データ保存(JSON) | AIが読み取った生データをJSONで保存。後日再変換する場合や記録保管に使えます |
※ 変換結果が5MBを超える場合は自動分割されます。分割されたファイルは順番にインポートしてください。
| 処理内容 | 1回の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 通帳1ページ(JPEG/PNG) | 約0.5〜1円 | 画像解像度・取引件数により変動 |
| PDF(5ページ程度) | 約2〜5円 | ページ数が多いほど増加 |
費用はAnthropicのAPIアカウントに事前チャージした残高から消費されます(プリペイド制)。残高0になるとAPIが自動停止します。
■ よくあるエラーと対処方法
| 症状 | 原因と対処方法 |
|---|---|
| 取引件数が0件 | 画像の向き・品質の問題が多いです。明るい場所で真上から再撮影してください |
| 日付・金額が誤読される | 確信度「△低」の行を手動修正してください。再撮影で改善することもあります |
| 残高列の数字が取引金額として読み込まれる | AIが残高列と取引金額列を混同しています。該当行を削除してください |
| 未分類が多い | マッピングテーブルにキーワードが不足しています。実際の摘要を確認してキーワードを追加してください |
| APIキーエラー | 「接続確認」ボタンで動作確認してください。有効期限切れの場合は再発行が必要です |